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2016.08.19投稿 2016.09.28更新

縁側で植物たちと一緒に暮らす

日本の文化や伝統に由来する植物や造作、感性で構成された和の庭は、日本庭園に代表されるように、日常から解放され、心が洗われる場所でもあります。

縁側は時を感じる癒やしの空間

日本の建物には、縁側という場所がありました。縁側は室内と庭の間にあり、生活をする上で、とても大切な空間です。近年の建物ではこの縁側にあたる空間は少なくなり、暮らしの庭とのつなぎの部分がなくなりつつあります。子どもの頃より、縁側で遊んだり体感してきた方々は、一度縁側でしたことや、見てきたことを思い出してみると、おのずと「暮らしの庭」が見えてきます。縁側は、季節の風を感じ、香りを楽しみ、空を眺めて時を感じる癒やしの空間です。
太陽の日差しを浴びて昼寝をしたり、秋にはお月見もこの縁側でしました。ものごとを考える場所でもあります。庭先や畑で採れたさまざまな野菜などを干したりもしました。この縁側は、常に植物たちと一緒の空間です。

夏に採れた野菜をご近所で分け合うのも縁側です。

秋にはお月見をして家族みんなで季節を感じます。

縁側と植物たちとの関係は?

軒下に位置する縁側は、室内から裸足のままで行くことができます。欧米のスタイルでのデッキでは、靴を履くことと違いがあります。豪雪地帯では、冬の間は折りたたむことができるように工夫された様式もあります。いずれにしても日本の風土にあった縁側の存在は、暮らしの植物たちとの付き合いの場所でもあります。
暮らしに役立つ植物たちを植栽するためには、植物たちと付き合う空間も環境としてともに考える必要があるでしょう。たまたま場所が空いているから植栽するといった単純な発想ではなく、「間」が大切であることを先人は教えてくれています。時代は変われど、日本の暮らしの文化は、風土の中から生まれます。新しいこれからの暮らしの庭を、植物たちと一緒に創造していきましょう。

自然の植物のチカラを活用!

ヨーロッパでは古くより、ポマンダーと呼ばれる植物を使った忌避(きひ)剤が暮らしに欠かせないものとしてあります。日本では、クスノキから作られた樟脳(しょうのう)や除虫菊を使った蚊取り線香などがあります。自然の植物の力を活用したこのような安全な素材は、今後さらに見直されてくるでしょう。害虫や病気が増えつつある現在、ガーデニングで育てることのできるものは、さらに普及していくことが期待できます。

暮らしに役立つ植物たち

ゲッケイジュ
料理に葉を利用。

ゼラニウム
ハエなどの除虫効果。

レモンマントール
殺菌作用が強い。

takasho

常に変化を先取りして新たな価値を創造し、広く都市環境庭文化づくりに貢献するグローバルなオンリーワン企業グループを目指すタカショーの公式アカウントです。

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